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9月の読んだ本

2015年9月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2627ページ
ナイス数:149ナイス

舞姫通信 (新潮文庫)舞姫通信 (新潮文庫)感想
図書館で重松清の文庫やぁと言うだけで借りてきた。「死」について考える。最近の私の頭の中では課題だったけど、「自殺」と言うものは、私の「死」の中にはなかった。何言ってのよ、と本に抗議したり、馬鹿にしながら読んでいたけど、「自殺」って言うのも自然死かなぁ。「生きる」って言うことが不可能と考える時、自分の生き方だけど、まわりの人たちの事を考える。と自殺の選択肢がなくなる。私は思う。まわりの人間が自殺したとしたら…それに対してどう考えるのだろう。作者のあとがきに重松節が感じられるかなぁ。
読了日:9月29日 著者:重松清
月魚 (角川文庫)月魚 (角川文庫)感想
ふ~~~ん何?ふ~~~んそれから?と興味は惹かれる。読み終わると艶めかしい余韻が残る。不発的な気持ちもあるなぁ… 「図書館の蔵書になったら、カバーも函も捨てられてしまいます。無粋な印を押され、書棚に並べられれば良いが、下手をするとずっと書庫に納められたままですよ。~」本に愛情も持つということも、また艶めかしいことのように思う。そんな風になってみたいとも思うが無理やなぁ私。
読了日:9月26日 著者:三浦しをん
坂の上の雲 四 新装版坂の上の雲 四 新装版感想
かなりの流し読みです。日露戦争の経過(旅順要塞)それほど興味がもてない。この本を読み始めたのは秋山兄弟に興味があってのこと。総司令にあたるもの、江戸時代にうまれた人たちであり、武士での戦いをした人である。世界の戦いに参戦していかなければならなかったのだろうか。明治から大正そして昭和への世界戦争…無意味なことのように思う。この状況、今の時代に似ているような気がする。後2巻あるのだが…借りてみようか…
読了日:9月23日 著者:司馬遼太郎
小説版 ボクは坊さん。 (集英社文庫 お 79-1)小説版 ボクは坊さん。 (集英社文庫 お 79-1)感想
高知県の永福寺(四国八十八カ所霊場57番札所)のお坊さんが書いた「ボクは坊さん。」の映画化になる脚本を岡田祐蔵氏が小説(文庫本)にした本。高野山大学を経て本屋に就職、祖父の死で坊さんになる。私の年代にはない「若い人」の感覚が大好きです。「起きるを生と名づけ、帰るを死と称す」おじいさんの遺言の言葉、胸に染みます。白川密成さん(坊さん)の原作「ボクは坊さん。」も読んでみたい。続編「坊さん。父になる」も。「寺はなくなるかもしれない」と友が言う。「僕はなくならないと思う」密成さんが言う。私もそう思う。
読了日:9月21日 著者:岡田裕蔵
ファーブル昆虫記〈4〉 サソリの決闘ファーブル昆虫記〈4〉 サソリの決闘感想
今回は蜘蛛とさそりと蟷螂の話。ナルボンヌコモリグモ(毒くも)、ランクドックサソリ(毒さそり)の本能が面白い。卵から孵った数千匹の子を背中にのせて育てる、母性本能がすごい!いや違う。少し大きくなると餌と思って食べてしまうサソリ。蜘蛛は似たようなものを背中に積んであげれば、それで満足(両方と子に餌はやらん、子は餌なしで育つ)いろいろな実験を行うファーブルと言う人間の本能にも興味ある。サソリの遺伝子を操作し、子を食べないようにする(かわいそうだから)現在の世の中って、そんなことを操作しているように思う。
読了日:9月19日 著者:ファーブル,奥本大三郎
漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)感想
肉子ちゃん、西加奈子さんの理想かなぁと思った。解説にありのままVS自意識過剰という構造の作品を繰り返し描いている肉子ちゃんというキャラクターは、~作者の西さんにとっても~読者にとっても、究極的な憧れの対象、やはり神さまのような存在なのである。(老いてくると肉子ちゃんに近づいてくるように思う。まわりと競争しようという意識がなくなる。)娘の喜久子ちゃんは自意識過剰の心になるのかなぁ。(もちろん、私の中にも持っている)「優しさ」が肉子ちゃんにも喜久子ちゃんにもある。この「優しさ」が、本を快いものにしている。
読了日:9月16日 著者:西加奈子
むかしのはなし (幻冬舎文庫)むかしのはなし (幻冬舎文庫)感想
7編の短編、各編の冒頭部分に昔話が書かれています。昔話って「むかし、むかしあるところに…」おっとりしたイメージだと思うのですが、その後の本文を読み始めるとイメージ変わります。(結構ダークなんだ)3か月後に隕石が地球に衝突!宇宙に逃げるロケットに抽選で乗れる。(本文から)今の私やったら「乗らん」地球で消滅するのでいい、(戦争も攻めてこられても争わないでいい、いや、子たちを守らんといかんかなぁ)なんてことを考えた。短編だけど短編連作、三浦しをんさんの男ぽぃ文が面白いです。
読了日:9月11日 著者:三浦しをん
二千七百の夏と冬(下)二千七百の夏と冬(下)感想
参考文献の多さを見ると、作者、萩原浩氏は縄文時代に生きる人間の考え方を伝えたかったと思う。家族を大事にする、萩原氏の作品によく書かれている。この原点も縄文時代に生きる人間のDNAの中にあるとわかる。文体が漫画チックで胸に突き刺さらないのが残念である。歴史と言うと大和時代以降に興味がそそられるが、縄文時代、弥生時代にも目を向けたいという気持ちにさせられた。(これも作者の狙いだったかも)
読了日:9月3日 著者:荻原浩
二千七百の夏と冬(上)二千七百の夏と冬(上)感想
物語は2011年の夏から始まる。縄文時代のものと思われる青年の人骨が見つかる。縄文時代のその少年(?)が暮らす舞台に本内容は変わる。その構成が気に入らないが、読み進める。縄文時代に出てくる言葉(生物の名前)が意味不明…この動物だろうと想像しながら読むと意外と面白くなる。作者は2011年と縄文時代の繋がりを何か伝えたいのだと思う(2011年の文には、ヒントめいたものが出てくる)命の尊さか、暮らしの違いか〈当たり前だが)前半では何を訴えたのかよくわからない。後半を楽しみに。
読了日:9月1日 著者:荻原浩

読書メーター

体調崩して「読書の秋」やなぁ。

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コメント

「夏と冬」最後まで行けんかったから
今は 帚木蓬生の「日御子」上下 よんでます。

投稿: | 2015年10月 2日 (金) 13時52分

↑ わたしです。名前が 出ないとき 後から
入れようと思ってると 忘れる。

投稿: 小紋 | 2015年10月 2日 (金) 13時53分

「夏と冬」はちょっと訳わからんかった。
図書館から借りたし(選んだつもりやったのに)
感想を書くので、飛ばして読んだよ。

帚木さんは「閉鎖病棟」とは医療もの好きです。
「国銅」が脱落しています。(今だったら読めるかなぁ)
今日は図書館行こうかなぁと思う。
帚木さん、見てみようと。

投稿: 小紋さんへ | 2015年10月 3日 (土) 09時02分

国銅は 奈良 東大寺 若草山だから
今そこにあるように 読みました。
お勧めです。

投稿: 小紋 | 2015年10月 6日 (火) 12時34分

「国銅」上本箱にあった。読んでみます(*'▽')

投稿: 小紋さんへ | 2015年10月 6日 (火) 14時23分

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