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10月に読んだ本

2015年10月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2674ページ
ナイス数:86ナイス

上野公園へ行こう―歴史&アート探検 (岩波ジュニア新書 803)上野公園へ行こう―歴史&アート探検 (岩波ジュニア新書 803)感想
江戸時代に天海大僧正が庶民のため構想した数々のものが面白い。寛永寺(徳川家の祈祷寺)には綱吉、吉宗、家定、家定夫人の墓がある。拝観した記憶はない、行ってみたい。東京芸術大学大学美術館には行ったことがあるが他の美術館も行ってみたい。東京国立博物館は数回、国立科学博物館も1回、行ったと思うが、何度でも行ってみたい。動物園には子どもの頃行った、五重塔が中にあるらしい、ここにも行かねば、顔だけ残った東京大仏にも会いたい。本を思い出しながら上野公園に後十数回は行くと思う。著者浦井正明氏が描く構想も実現するといい。
読了日:10月26日 著者:浦井正明
国銅〈下〉 (新潮文庫)国銅〈下〉 (新潮文庫)感想
「一があってこそ二がある、二があってこそ三がある。となれば、一のうちに既にも二も三も十も含まれているのだ。逆に八にも九にも一や二が宿っている」菩提僧正様の講和(大仏の開眼供養会)の一部を国人はこう解釈した。国人が読む漢語、別れの時に巡り合った人が読む漢語が胸に響く。国人の人生、一があって二がある。十の中に一がある。慈悲深い仏さまの姿が浮かびます。私の中にも一はあって二がある。さぁ十は…。東大寺の大仏様を拝観する時は幾千人の人足の姿が思い浮かべます。
読了日:10月24日 著者:帚木蓬生
国銅〈上〉 (新潮文庫)国銅〈上〉 (新潮文庫)感想
天平15年、東大寺の大仏が造立された時代です。国人は課役に寄って、奈良登りで棹銅を作ります。過酷な労働、兄の死、仲間の死、苦難人生に、国人は立派に生きぬきます。天平の時代の棹銅が作られて行く過程も面白いです。棹銅、課役。奈良登り等々、その時代の言葉も興味深いです。「下」では、都で「大仏造立」の人足を命じられた国人。国人がどう生きるか。大仏様がどう造られていくか。とても興味深いです。「酒者天之美禄」酒は天からさずかった見事な贈り物と言う意味。いいでしょう。
読了日:10月22日 著者:帚木蓬生
うつくしい人うつくしい人感想
読み始めて自意識過剰の主人公(女性)に嫌気がさした。違う本を読み始め、数日後また読み始めました。おぅ~スラスラ一気読みです。「ええなぁ!あそこはええなぁ!」ってここで関西弁でした。西さんだぁ~~と思った。あとがきに書いてあります。この本を書き始めた時苦しかったそうです。私も読み始めた時苦しかったのかなぁ?最後まで読むといい本です。
読了日:10月17日 著者:西加奈子
アリの巣をめぐる冒険―未踏の調査地は足下に (フィールドの生物学)アリの巣をめぐる冒険―未踏の調査地は足下に (フィールドの生物学)感想
著者丸山宗利氏が甲虫から好蟻性昆虫へ、そしてハネカクシの分類研究に。専門分野と思われる文章に途中退却と思ったが、その冒険の文章は面白く。ハネカクシ、ヒメサスライアリにも魅せられるが丸山宗利氏の生き方に魅せられる。「私はこれからもアリの巣を求めてあちらこちらをめぐりめぐるだろう。そして新しい発見をするたびに、その感動を人に伝えたいと思っている。ああ、なんて楽しみなことだろうか。」と結んである。生物多様性のすばらしさを伝えたいとも。自然をそのまま残したいと思う。
読了日:10月15日 著者:丸山宗利
ベトナムの風に吹かれて (角川文庫)ベトナムの風に吹かれて (角川文庫)感想
作家小松みゆきさんの体験記。ベトナム(ハノイ)で日本語教師をしている小松さん、82歳(認知症で介護度3)お母さんをベトナムに連れて介護生活をする。婆さんは言う「今日もいい天気だのぉ」(婆さんは雪深い新潟に住んでいた)認知でもめっちゃ前向き婆さん、小松さんもめちゃ前向き。婆さんはこうも言う「ここはいいとこだねえ、自由でさぁ、体さえマメで(丈夫)あれば人のことを何だかんだいうもんもいねえ、略、ほんといいとこだ」ベトナムの地は婆さんに優しかったようです。ハノイ中心に旅をする話も愉快で素敵です。
読了日:10月11日 著者:小松みゆき
アリの巣のお客さんアリの巣のお客さん感想
図々しい客や歓迎するお客さんやいろんなお客さんやってきます。内容もおもしろいが写真もすごい。数ミリの虫たちの一瞬を撮る。ジッと見つめてこの瞬間に遭遇したいとも思う。
読了日:10月7日 著者:丸山宗利,小松貴,島田拓
アリのくらしに大接近アリのくらしに大接近感想
テレビ「情熱大陸」の丸山宗利氏に魅せられ読む。蟻のくらしに大接近してみたくなります。明日から地面をじっと見つめて歩くような気がします。
読了日:10月7日 著者:丸山宗利,島田拓,小松貴
坂の上の雲 <新装版> 六坂の上の雲 <新装版> 六感想
クロパトキンの退却により日露戦争は終結するはずだった。「日本は海戦を避けたいのだ」という憶測を外交官が言った、調停は失敗。ロジェストウェンスキー率いるバルチック艦隊と東郷平八郎率いる日本艦隊との海上戦になる。頭脳は秋山真之。偏執病のような性格ロジェストウェンスキーせいか、日本軍は圧勝する。後に佐藤鉄太郎が「六分の運だ」「ではあと四分は?」との質問に「それも運でしょう」の言葉が頭に残る。(主将が天才であっても運のない人ではどうにもならない)勝利したが戦争のない世界がいい。全巻読み終わった。司馬氏はすごい。
読了日:10月6日 著者:司馬遼太郎
坂の上の雲 <新装版> 五坂の上の雲 <新装版> 五感想
秋山好古が多々登場する、天性の勘を持った人とも言えるが、アル中のおっちゃんだよなぁ…よう落馬しなかったと思う。諜報活動員としての明石元次郎、諜報活動の話より、山縣有明と対談中、話にのめり込み、小便を漏らすのも気がつかなかった。(そんな奴おらんやろう~って突っ込みたくなった私)乃木希典もクロバタキンの話も、そりゃぁ漫画やんと突っ込み感満載だけど、日露戦争は反対である。まだ日露戦争は続く…
読了日:10月4日 著者:司馬遼太郎

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体はしんどい10月でした。
本は沢山読めました。
本を読んで旅をする。これも結構愉しいことです。

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コメント

かえって来ました。 どんなですか。
 孫4人と お寿司も食べてきましたよ。

投稿: 小紋 | 2015年11月 2日 (月) 20時38分

お疲れ様でした(*'▽')
>孫4人と お寿司も食べてきましたよ。
小紋さんの顔が目に浮かぶ(#^.^#)

大阪に行く時は丹波路快速に乗るのが楽しみです。
ボックス席に座って本を読んでると
旅に出ているような気分になります。
痛み止め、たんまりもらったから
矢でも鉄砲でもやってこい!です。(*'▽')

投稿: 小紋さんへ | 2015年11月 3日 (火) 07時46分

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