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正倉院展に行く

毎年行きたいと思うのだが2週間と言う期間はあっという間に経ってしまう。
今年は時間があいた、体も元気だ。友も行けると言う。

いつも日曜美術館の「正倉院展」を見て行ったつもりにしていた。

今年は予習として番組を見る。
「平螺鈿背八角鏡」
日曜美術館では割れて明治時代に修理をした。修理箇所を指摘してくれていた。
修理の箇所も違いもわからない程美しい。琥珀の赤が透明感を感じる。
1300年経ってもこの美しさ、1300年前の煌びやかさはどんなものだろう
煌びやかの鏡で見る顔は美しさを増すのか?劣るのか?

玳瑁螺鈿八角箱
日曜美術館でも大きく取り扱われていた。
螺鈿細工、玳瑁をくり抜く様子を再現してくれていた。
テレビで見るものよりも大きい。細工は細かく素晴らしい。
玳瑁、亀の鼈甲が美しい。
すべてものがこの世の中でより優れたものであろう。
混んでいなければ1日中見ていたい。
沈香木画箱
日曜美術館で箱の説明を細かくしていた。
それぞれの箇所を大写しにしてくれていた。
箱そのものは小さいものではないが細工の箇所は細かく肉眼では見えない。
肉眼で見えないものを細工することはものすごい技術力である。
職人さんは楽しみながら作ったのだろうか?いや苦痛も伴ったのではないか?
1300年前、香りをともなった木の美しい箱は神そのもののようだと思う。

犀角如意
日曜美術館にて頭部の部分はその時代のものだが下部は明治時代に作られたもの
資料もなにもなく再現したと言っていた(と思う)
頭部も下部も違和感がなく。見事な如意である。
犀角も象牙も木画も素晴らしい。真珠、水晶の宝石を再度見たいと思ったが
列に戻ることができなかった…

経典の写経の文字は美しさを超えて魂がそこに宿っている。
今まで文字にそれほど興味をもっていなかったが惹きつけられたのは
1300年前の文字だからなのか。不思議な気持ちさせられる。

布の展示
麻布の袋、紐等々、1300年前の姿のまま展示されている。
正倉院が優れている倉庫であるとしてもよくぞ生き抜いたと思う。
布に墨で書かれた年号や説明がはっきりと残っている。
そこに感動する。
私たちも作品に白い布をはり、氏名を書いて出品する。
1300年前と同じ行為をしている自分に1300年前と同じ人間を感じる。

1300年前の技術は一つ一つが現在より丁寧だと思う。
ものを作ると言う技術は1300年前より劣っているのではないか。
機器が発達し、人間の手が劣るのは仕方ないことかもしれないが
それと伴い、人間も劣ってしまっているのかもと思う。

自分が生きている間に1300年前の美しいものにあえると言うことは幸せも感じる。

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大正11年、曝涼(虫干し)で、許可を得て正倉院を拝観し
この歌を詠んだと説明されていました。

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再建された興福寺の中金堂も美しい

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夕暮れの五重塔はいつ拝観しても美しさと重鎮さを漂わせている。

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江戸三で昼食をそっとのぞく鹿

奈良をどこを見ても大好きです。

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コメント

多くの宝を 後世まで残す仕組み 守った人
 守った作り すごいですね 螺鈿の美しいこと
 何年か前 琵琶を九博に見に行きました。
 あんな技術が 1300年前に すでにあったこと
 それを 再生した染や 織りの人
 いくつも物語がありますね。
 一回も 奈良博で 見てないのが残念 無念
 二月堂から 歩いて歩いて 正倉院まで行ったら
 改装中で 入れなかった いずれまた 正倉院まで!

投稿: 小紋 | 2018年11月11日 (日) 22時09分

琵琶見たね
私も九博でみたよ
小紋さんと一緒に(笑)
琵琶の映像がうつった時友に報告
まだまだ訪れたい奈良です(*'▽')
23日にも夜の春日大社を訪れます(ツアー)

投稿: 小紋さんへ | 2018年11月12日 (月) 07時24分

23日は 遅れて開催される運動会 22日から行きます。
ちょっと 夜の怖さもつのる ツアーですね。
あの森の闇 ライトアップされても 太古の様々が でてくるよ・・・・

投稿: 小紋 | 2018年11月12日 (月) 08時58分

随分遅い運動会やねぇ
わぁ~~23日は晴れるぞ(*'▽')

投稿: 小紋さんへ | 2018年11月13日 (火) 17時45分

久し振りです。時々様子はあなたのページにて拝見しています。こちら、去年は家内があちらに逝ってしまい、まとまりのない生活で一年が過ぎました。私も脳梗塞のために歩行が困難、よって外出がおっくうになりました。
今は独身・・・これからしたいことをいっぱいしたい・・・は気持ちだけ、実際は不可能です。
どうぞ、あなたも元気でやってください。また訪問します。

投稿: 浜坂中ちゃん | 2018年11月16日 (金) 14時07分

コメントありがとうございます。
そうでしたか…
あったことない奥様ですが想い出は(ブログの)
頭にうかびます(そうやaki爺さんにもあったことなかった)
ご冥福をお祈り致します。

aki爺さんのブログがとじられて
どうしたのか?心配していました。
味が原のHPを見つけた時ここからたどればわかるかも
akiと言う文字を発見した時は嬉しかったです。
余部鉄橋が心に戻ってきたようです。
これからもよろしくです(*'▽')

投稿: 浜坂中 さんへ | 2018年11月17日 (土) 08時55分

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